ごみ

何もいらない
あればそれにたよって
どんどん弱くなってゆく

お金なんてあれば
必要のないものばかり
増えて
増えて

物ばかり増えて
肝心なものが
忘れ去られていく

形にこだわればこだわるほど
本当の姿が隠れて
探すことさえしなくなり
見えなくなっていく

わたしたちはたくさんのごみの中から
本当に必要なものを見極めなければならなくて
けして手放すことをしないように
しっかり握り締めて
いきていかなければならない

でも一度ごみに紛れてしまったら
探し出すことは困難だろう
ごみの中にいる限り
この世の中がごみの山である限り

不可能だろう・・・